2007-03-24

DVD-Rをテープ代わりに使う(能書き編)

バックアップ用のデバイスで典型的なものといえばテープだが、テープドライブは高価なうえに最近はハードディスクが安いので disk to diskのバックアップで済ませることも多いと思う。
なにせハードディスクのギガバイト単価はベアドライブなら30円を割り込んでいる。

しかしdisk to diskのバックアップは、常に最新のデータで上書きするような形で毎晩自動的にディスクの内容をコピーするような形になりがちではないだろうか。これだと2日以上前のデータを取り出すことが出来ない。

1回のバックアップを取るのに必要な容量の7倍にわたるバックアップ用のディスクを用意できるなら、date +%aコマンドの出力を使ってバックアップの出力先をローテーションすることで一週間分の履歴まで保存できる。だがそれでも遡れるのは一週間である。

毎日分のバックアップを消さずに残し、バックアップ用のディスクが不足したら交換して外したHDDは棚にしまっておくというリッチな運用も可能かもしれないが、ハードディスクはホストから外してしまっておくよりもっと価値のあることに利用したくなるのが普通だ。第一重くて保管場所を取る(ベアドライブを裸で保管するなら容積は小さいか?)。

履歴を残しつつ容量を節約してバックアップを行う方法としてインクリメンタル(差分)バックアップがある。しかしこれには、差分をとれるファイルシステムを使ったり、難しいバックアップツールを使いこなしたり、時にはプロプライエタリなソフトウェアに頼らざるを得なかったりする分それなりの時間的あるいは金銭的な投資を必要とする。

差分バックアップは理想的な方法だが、別のアプローチも考えてみよう。実はハードディスクより容量単価の安いメディアが存在する。それは DVD-Rだ。DVD-Rメディアのギガバイト単価は、ものによるが国産の確実なものでも 10円台である(50円/4.7GB)。書き込みを行うためのドライブも 5千円〜1万円で入手できる。しかも家電量販店で。

普段は disk to diskのバックアップを毎晩自動で行いつつ、週毎又は月毎のタスクとして自動バックアップされたデータを手動で DVD-Rに書き出し、フォルダに入れてキャビネットに納めていくような運用にすれば、経済的に履歴を保存することが可能ではないだろうか。

問題はディスク1枚あたりの容量が 4.7ギガバイトと小さいことだ。100ギガバイトのデータをバックアップするために必要なメディアの交換回数を想像すると気が遠くなるだろう。したがって、手のあいているスタッフが居るオフィスでしかこのアイディアは使えないかもしれない。あるいは、Blu-rayの普及を待つか・・・?

それはともかくとして、実際に DVD-Rを使ってテープを使うかのようにバックアップを行う方法を次のエントリで紹介する。

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