2007-03-27

ソリッドステート・ドメイン0【その3】

前回の続き。

前回までで、ドメイン0のルートパーティションをフラッシュメモリに移すことができた。
でもそれだけじゃつまんないでしょう。出来るの当たり前だし。

さて、ドメインUたち(これらは相変わらずハードディスク上で動作中)は、どれくらいドメイン0から自立しているのか試してみよう。たとえば、ドメイン0に障害が起こっても、ドメインUは引き続き動作できるのか?

適当なドメインUで在る程度時間のかかる処理を走らせる。

genkernel bzImage


走っている最中に、

(ば・・・ばかな!まさか!)






えーーーーーい(ズシャァァァア)

コンソールに出力されるはカーネルの阿鼻叫喚。いかんともしがたい状態に陥るドメイン0。よいこはまねをしてはいけません。



しかしそれでもドメインUは動作を続け、genkernelは「ブートスプラッシュを見たいなら・・・」などという呑気なWARNINGを出して何事もなかったかのように終了。sshで新しくリモートログインも出来る。
ドメイン0のディスクに障害が起こったくらいでは、ドメインUには(急には)影響しないようだ。もちろん、ディスク障害がデバイスドライバやカーネル内部プロセスの障害に発展すれば別だろうけど。

ドメイン0は Privileged domainという名目で数々の特別扱いを受けているものの、Xen本体から見ればドメインのひとつに過ぎない(のだと思う)。つまり、VirtualPCや VMWareがホストOSの中でゲストOSを動作させるのと同じように Xenではドメイン0の中でドメインUが動いていると考えるのは少し間違い(なのだと思う)。

さてドメインUは無事なものの、ドメイン0が再起不能となった今もはや新たにドメインを起動することも出来ない。
PCのリセットボタンに手が伸び、狂った実験は幕を閉じたのだった。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

<< ホーム