2007-05-14

XenのFullvirtualizationとAcronis True Image

パラバーチャリゼーション(準仮想化)と比べてフルバーチャリゼーション(完全仮想化, HVM)は VMWareや VirtualPCのようにハードウェアを完全に仮想化できるため WindowsなどをゲストOSとして利用できるのが利点だが、完全仮想のドメインUに割り当てられたブロックデバイスはパーティションではなく一台の仮想ハードディスクになってしまう(ハードウェアを完全に仮想化するわけだから当然)ので、これだとそう簡単にサイズの拡張ができない。
いっぽう準仮想化の場合はパーティション単位での割当が出来るため、lvextendで論理ボリュームのリサイズをして xfs_growfsするといった短い操作で拡張が出来るという利点があるのだ。しかも運が良ければ無停止で。


少しのお金で解決できる問題なら支払って楽をしよう。というわけで、Acronis TrueImageというソフトを購入し HVM Domainで使ってみた。このソフトを使えば、小さいハードディスクから大きいハードディスクへ(又はその逆)OS環境をまるごとコピーすることが出来る。無停止でのマイグレーションというわけにはいかないが、容量拡張のソリューションとして実マシン・仮想マシン問わず役に立つ一品である。

このソフトはブータブルCDで提供されているので、ディスクイメージを作ってドメインUに対してCD-ROMとして割り当ててやれば仮想マシン上で動かすことが出来る。

画面は、仮想ハードディスクにインストールされた Windows 2000をAcronis TrueImageで別の仮想ハードディスクにコピーしている図(この例では拡張ではなく縮小をしている)。
これで Windows系の OSも気軽に Xenでまずは小さくセットアップして、必要に応じて容量を拡張するという柔軟な運用が可能になるのだった。


おまけ:仮想マシン上にインストールした Windows2000で CrystalMarkの HDDベンチマークを実行してみた図。なんかメーター振り切ってます。実機はAthlon64X2 5200+, Gentoo Linux, HighPoint RocketRAID2322でRAID5の8台構成。

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